-1960-
■hair&make
セットからカットが主流の時代。
60年代初頭は、ブリッジド・バルドー[1][2][×]に代表されるハイクラウンの大きな頭が主流。
エレガントな顔立ちから、庶民的なファニーフェイスへと時代の顔が変化。[1][×]
従来赤いものと決まっていた口紅に、61年、淡い色のシャーベットトーンが登場。(知名度97.6%)
62年ショートカットが主流、ボーイッシュカットとも呼ばれる。
65年ウィッグ(洋髪かつら)が流行。黒や茶色以外のカラー・アイシャドウのの出現。メイクのポイントが目に移行。口紅はピンクやベージュなどの淡い色が好まれる。
ビートルズ来日。マッシュルームカット[1][×]が流行。
メイクは小麦色の焼けた肌がトレンドに。それに合わせた口紅もパステルカラーが流行。
多色使いのアイシャドウでアイホイールまで塗り、ダブルライン、つけまつ毛(60年代を代表するメイク)で大きく目を大きく見せるメイクが出現。リキッドアイライナーでまつ毛を直接描き足ことも。ポイントが目に置かれたため、リップはパール感のあるピンク系やブラウン系が主流に。[1][2][×]
ヴィダル・サッスーン[1][2][×]がカットテクニックによる斬新でナチュラルなヘアーを、頭の骨格に基ずいてミニシザーズでカットしたことが、ヘアーの概念を覆す。ビートルズの「マッシュルーム・カット」[1][2][×]もその象徴。70年代にはカットブームが到来。
■時代背景
学生運動がロングヘアー、ドラッグ、フリーセックスに象徴されるヒッピーカルチャー[1][2][×]を生みだす。
イヴ・サンローランのクリスチャンディオールからの独立。
マリークワントのミニスカート。
ビートルズ、ローリング・ストーンズ。
ミニスカートが爆発的人気に。
67年 ツィギー[1][×]来日。
68年 サイケ調のカラフルなパンタロン、ミニが大流行。
快楽主義と自己満足の時代。音楽が新しいモードを作り出す。
エルトン・ジョン、マーク・ボラン、ラップ、ヒップ・ホップ |